親知らず
親知らずの抜歯
大学病院に行く必要はありません。生え方が悪い親知らずが原因で、歯周病や虫歯、痛みなどのさまざまな問題が発生することがあります。残っている歯にトラブルを引き起こす場合は、抜歯を検討しますが、抜歯が必要ない場合もあります。正確な診断を行い、一人ひとりに適したアドバイスを提供しています。
当院では埋伏している親知らず、横向きの親知らず、矯正治療前に抜歯が必要とされた親知らず(便宜抜歯)にも対応可能です。難しい症例においては、大学病院への紹介が行われることがあります。しかし、大学病院は以下の理由から、忙しい社会人には適していない場合があります。

大学病院で抜歯をする場合
- 混雑している
- 即日対応ができない
- 夜間診療がない
- 土日希望の場合、予約が3ヶ月先になることがある
親知らず抜歯の流れ
口腔内の検査
お口の中の状態を詳細に検査し、抜歯の難易度を評価した上で、治療方針を決定します。親知らずが神経に近接している場合など、症状に応じて歯科用CTを使用し、肉眼では確認できない部分も三次元的に把握することで、最適な治療プランを策定します。

抜歯方法の説明
お口の状態や親知らずの難易度に応じて、施術方法は異なりますので、術前に治療プランを写真を用いて分かりやすくご説明いたします。

クリーニング
術前にお口の中を徹底的に検査し、汚れが蓄積している場合は、抜歯前にクリーニングを行います。※状況によっては、クリーニングを省略することもあります。

抜歯
患者様の痛みや不安に最大限配慮し、丁寧かつ正確に施術を行います。症状に応じて、当日に抜歯を行うこともあります。


- 監修/新越谷駅前歯科 院長 若林 徳哉
- 大学卒業後、一般歯科医院・大学病院勤務後に草加で九年間研鑽を積む。これらの経験を活かし、地元の皆様に、審美歯科、外科、矯正歯科、義歯など、幅広い歯科治療をご提供いたします。
親知らずのよくある質問
親知らずの抜歯にかかる時間はどのくらいですか?
簡単なケースでは最短1分で抜歯が可能です。横向きや埋まっている親知らずの場合でも、最大30分以内に処置が完了します。
親知らずが急に痛み場合、どのような応急処置がありますか?
親知らずが炎症を起こしている場合は、まず冷やすことが重要です。また、炎症があるということは細菌が増えている可能性が高いため、歯磨きを行い、細菌の数を減少させることが推奨されます。ただし、これらの応急処置は根本的な解決にはならないため、抜歯が必要です。
親知らずが痛むときに抜歯は避けるべきですか?
親知らずは痛みがない時に抜くのが理想的です。痛みがあると麻酔が効きにくくなるため、痛みや炎症がない状態で麻酔を行い、迅速に抜歯するのが最も効果的です。
抜歯後は晴れますか?避けるべき行動はありますか?
腫れが引くまで、激しい運動や飲酒、喫煙は控えるべきです。腫れの程度は個人差がありますが、通常は約1週間かけて徐々に収まります。当院では腫れ止めの薬もご用意しておりますので、不安な方はお気軽にご相談ください。
抜歯後の食事はどうすれば良いですか?
辛いものや刺激物は避け、栄養価の高い食事を選ぶことが大切です。抜歯した部位に触れたり、爪楊枝で食べかすを取り除くことは避けてください。
抜歯後に歯ブラシやうがいをしても問題ありませんか?
抜歯した部分を避けて、他の歯を丁寧に磨いて清潔を保つことが重要です。強くゆすいだり、うがいをすることは避けてください。