小児歯科

これからの歯を守る、お子様の歯科治療

小さなお子様の場合、恐怖や不安で歯医者にいくことが苦痛な患者様も多くいらっしゃいます。当院では、通いやすい医院を目指した環境づくりとプランのご提案を重要視しています。

お子様の乳歯は永久歯に比べて弱いため、虫歯の進行が早いです。当院では治療はもちろん、虫歯予防やブラッシング指導、小児矯正など口腔内の成長を総合的にサポートしています。

お子様に安心して定期検診に通っていただくためにも、院内の環境づくりが重要と考えています。抵抗なく入室できる雰囲気作りや診察後のケアを徹底しています。

乳歯から永久歯への生え変わり

乳歯には、永久歯を正しい位置に生やすために誘導する役割があります。乳歯は軟らかく歯の溝が複雑で深いためむし歯になりやすい性質があり、乳歯を失うと、歯並びや噛み合わせの悪さの原因となります。

小学校入学(6歳ごろ)

▶︎永久歯に生え変わりはじめる
乳歯から永久歯へ生え変わる時期です。生えかけの永久歯や新しい歯の成長のサポートをします。

中学校入学(13歳ごろ)

▶︎永久歯に生え変わる
すべての乳歯が永久歯へ生え変わります。新しい永久歯が丈夫な永久歯になるまでは数年かかります。丈夫な歯をつくるケアをサポートします。

小児歯科の治療

虫歯の治療

当院ではお子様とちゃんとコミュニケーションを図り、やさしく丁寧に接することを心がけています。怖い思いをして、歯医者が嫌いになってしまうと、治療や定期検診にも影響が出てしまいます。

ハミガキ指導(TBI)

乳幼児のハミガキで難しいのは力加減です。仕上げ磨きが痛いとハミガキを嫌がっていまい、習慣化させるのが難しくなってしまいます。当院では、保護者の方と一緒にお子さまにあった歯ブラシの選び方、持ち方、磨き方、歯磨きのタイミングなどをご指導します。

シーラント

フッ素配合のレジンという詰め物で、奥歯の噛む面の溝をふさぎ、汚れが溜まりにくくすることで、むし歯を予防します。時間が経つとはがれることもあるので、歯科医院で定期的に確認しましょう。

フッ素塗布

虫歯予防。歯をコーティングする成分が多く含まれているのがフッ素です。お子様の年齢、状況に応じて適切なフッ素塗布を行っております。

上唇小帯切除

歯茎の頂上から上の前歯に割り込むようにつながっている筋に異常がみられる場合、外科的に処置する方法です。主にお子様に該当するケースが多く見受けられます。

小児歯科治療の流れ

予約・受付

事前にお電話、初めての方はネットにてご予約頂くと、待ち時間なく診療させていただくことができます。ご来院の際は健康保険証、その他お持ちの方は各種受給者証・他の医療機関からの紹介状・お薬手帳をお持ちください。

以前当クリニックにて治療された事がある方は診察券をお持ちください。ご予約頂いたお時間にご来院ください。初めての方は問診表記入の時間もございますので10分前に受付をお願いいたします。

検査

どのような症状でお困りなのか、まずはお話をお伺いします。そのうえで、レントゲン撮影、虫歯の状況や歯周病の進行状況、噛み合わせの状況など、現状を詳しく精密検査をさせていただきます。

治療計画の説明

お口の中の状況によってお子さん一人一人にあった予防処置、虫歯治療をご提案します。親御さんとお子様にお伝えさせていただきます。

麻酔

治療が初めての子どもには、初めから治療を開始せず、チェアに座って歯ブラシの練習や、ドリルのタービンを回してお口の中に水を流すだけ、バキュームで唾液や水を吸うだけ、の練習から始めます。早期治療がのぞましい場合は治療を開始することがあります。虫歯治療と並行して予防処置を行います。

  • 歯磨きの磨き残しのチェック
  • 正しい歯の磨き方の説明と練習
  • 仕上げ磨きの説明と練習
  • フッ素塗布で歯質の強化

詰め物の装着

虫歯の大きさにより材料は異なります。比較的小さな範囲や前歯はコンポジットレジンと呼ばれる樹脂を使用し詰めていきます。歯と歯の間に入る大きい虫歯は型どりを行い詰め物を装着します。

口腔内清掃・ブラッシング指導

虫歯の再発を予防するには、普段の歯磨きを丁寧にしなければいけません。食事の後はしっかりと歯磨きをして、デンタルフロスや歯間ブラシを使用し、汚れを落とすようにしましょう。また、虫歯になりにくい口腔内にするためには、歯磨きだけでなく食生活習慣にも注意する必要があります。

ダラダラ食たり飲んだりすることにより、お口の中が酸性である時間が長くなります。決まった時間に食事、間食をして虫歯リスクを下げましょう。水分補給する際は飲み物は砂糖の入っていないお茶・お水がおすすめです。セルフケアはもとより、歯科医院で定期検診とクリーニングを受けることをおすすめします。

監修/新越谷駅前歯科 院長
大学卒業後、一般歯科医院・大学病院勤務後に草加で九年間研鑽を積む。これらの経験を活かし、地元の皆様に、審美歯科、外科、矯正歯科、義歯など、幅広い歯科治療をご提供いたします。

小児歯科のよくある質問

子供を歯医者さんに連れて行くべき初めての時期はいつですか?
お子さんの下の歯が生えてくるころから生後6か月前後から定期的に歯の状態を確認させていただくことをお勧めしております。
子供にフッ素は安全ですか?
歯科医院で行われているフッ素塗布治療で使用されるのはフッ化ナトリウムと呼ばれる安全性の高いフッ化物であり、危険性はありません。加えてフッ素中毒について心配されている人がいるかもしれません。

しかし、フッ素中毒に伴うおう吐や腹痛などの症状は、乳児の一般的な体重を基準とすると、フッ素塗布に使用するジェルを1度に3グラムほど飲み込んでしまった場合に起こりうる症状です。歯科医院で行うフッ素塗布では、通常3グラムもフッ素塗布のジェルを使用することはないので、フッ素中毒の心配もありません。
子供の歯磨きのコツはありますか?
歯が生え始めたら、早めに歯磨きに慣れさせることが重要です。開始時期としては、乳歯が生え始める1〜2歳頃が理想的です。最初は、ガーゼを指に巻いて歯を磨く方法が効果的です。口の中に物が入ることに徐々に慣れさせていきましょう。

子どもがリラックスしている時を見計らい、少しずつ歯ブラシを使う頻度を増やしていくと良いでしょう。これにより、将来的に自分で歯磨きができるようになった際に、抵抗感が少なくなる可能性があります。
子供の歯医者さんでの治療はどのようなものがありますか?
フッ素塗布やシーラントなどの予防処置のほか、虫歯治療も行っております。歯科医院に慣れていないお子さんはまず一人で座れるところから始めていきます。低年齢のお子さんはお膝の上でも診察可能です。
子供の歯を守るための食事のアドバイスはありますか?
砂糖が多く含まれるお菓子やジュースは、虫歯菌の活動を促進し、虫歯のリスクを高めます。虫歯を防ぐためには、お子様の砂糖の摂取を控えることが重要です。甘いものを食べたりジュースを飲んだ後は、必ず歯磨きを行うようにしましょう。

特に虫歯になりやすいのは、飴やキャラメル、チューイングキャンディーなどの甘いお菓子です。これらは砂糖を多く含み、口の中に長時間留まるため、虫歯の原因となりやすいです。砂糖との付き合い方を工夫し、時間を決めて楽しむことができれば良いですね。食習慣についての質問があれば、いつでもお知らせください。

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